【2024年最新】実録・SNS詐欺、驚愕の手口6選。次の標的はあなたかも!

出典:警視庁特殊詐欺対策ページ
近年、SNSを悪用し非対面で金銭をだまし取るSNS詐欺の被害が急増しています。
警察庁の発表によると、2024年1月~11月末時点で、最も被害の多かった投資型詐欺とロマンス詐欺を合わせた認知件数は9,265件、被害額は1,141億円に上ります。
その他にもSNS詐欺の手口は【なりすまし・フィッシング・チケット・乗っ取り・闇バイト】など数多くの手口があり、SNSを利用するすべての人が被害者になる可能性があります。
この記事は、SNS詐欺の手口を実際の事例を交えてくわしく解説していきます。

先生、SNS詐欺には、私たちも気をつけたほうがいいんですか?

もちろん気を付けないといけません。たとえば、有名人の偽アカウントからの勧誘や大手通販サイトを装ったフィッシングなんかの手口も結構増えているんですよ。

でも、怪しかったら無視すればいいだけですよね?

そう思うでしょう?けれど、リンクを開いた瞬間に個人情報を盗まれたり、乗っ取られるケースもあるんですよ。

じゃあ、どうやって気を付ければいいんですか?

それには、より多くの手口や過去の事例を知っておくことですよ。そうすれば「この内容は聞いたことがあるな」と詐欺だと事前に気づくことが出来ますからね。
【2024年版】SNS詐欺、驚愕の手口6選
ここでは、被害が報告されているSNS詐欺の手口や実際に起きた事例を紹介しています。最新のSNS詐欺の手口や事例を学んでおくことで、詐欺被害に遭う確率を下げることができるはずです。
SNS型投資詐欺

出典:警視庁特殊詐欺対策ページ
2024年のSNS詐欺で最も被害の大きかった手口です。著名人の名前や写真を無断で使用し嘘の投資広告を打ったり、投資会社のプロトレーダーを騙り「必ず儲かる投資銘柄を教えます」などのメッセージを送ります。返信してきた被害者をSNSに誘導し、投資に関するメッセージのやり取りを重ねて信用させ、投資資金や手数料などの名目で架空口座にお金を振り込ませる手口です。
実際にあった事例では、著名人が薦める投資広告をクリックしたところ、SNSアカウントを送信画面があらわれ、著名人を自称する人物とSNSアカウントを交換。後日、その人物から「私の投資の師匠を紹介する」と連絡があり、その者ともSNSのアカウントを交換。
二人から「暗号資産に投資すれば確実に儲かる」「この投資には専用サイト開設が必要」という話を持ち掛けられ、被害者は、サイトを開設し指定口座に数十万円入金したところサイト上で運用利益が発生、完全に信用してしまった被害者は、相手の薦める通りに振り込みを続け、合計6,000万円以上をだまし取られました。
なりすまし詐欺
有名人や企業、政府機関などのアカウントを偽造し、個人・企業・団体になりすまし相手をだまして犯罪に巻き込む手口です。
実際の事例では、詐欺グループの作った偽アカウントから取引先の人間を装い「取引銀行が変わったので振込先の登録を変更してほしい」という内容のメールが送られてきました。被害を受けた企業の担当者はメールの内容を信用してしまい振込先を変更し、本当の取引先から「数か月入金されていない」と連絡があるまで気づきませんでした。
フィッシング詐欺

出典:日本クレジット協会
フィッシング詐欺は、ネット犯罪で多用される手口で、なりすまし詐欺の一種に数えられます。金融機関やクレジットカード会社を装いメールを送りつけ、利用者をログイン情報やパスワードを入力するサイトへと誘導します。リンク先のページは公式サイトそっくりに作られていて本物かどうか見分けることは非常に困難です。
過去の事例では、大手通販サイトを装い「不正ログインが検出されたためアカウントがロックされました。下記URLからロックを解除するための手続きをおこなって下さい」という内容のSMSが届き、被害者は、いそいでURLに接続しIDとパスワードを入力してしまいました。後日、身に覚えのない高額な請求が被害者にとどいて事件が発覚しました。
SNS型ロマンス詐欺

出典:警視庁特殊詐欺対策ページ
2024年の11月末までに発生したSNSを悪用した詐欺のうち、投資詐欺と共に急増したのがこのSNS型ロマンス詐欺です。冒頭でお伝えした通り投資型詐欺と合わせるとその被害額は、1,140億円を超えています。
SNS型ロマンス詐欺の特徴は、詐欺師と被害者が直接会わないということです。SNS型ロマンス詐欺では、SNSやマッチングアプリを介してやり取りを続けて被害者に好意や恋愛感情を抱かせ「2人の将来の為に投資でお金を増やそう」などと被害者の恋愛感情につけ込み金銭をだまし取る詐欺です。
実際に起きた事例では、被害者男性のSNSに友達申請された女性とSNSでやり取りを続けるうちに、被害者は相手に恋愛感情を抱くようになりました。「一緒に旅行してみたい」「二人の将来の為、投資でお金を増やしましょう」という女性の話にのせられて、被害者は指定口座にお金を振り込んでしまいました。
ここで、女性はニセの投資専用のアプリを被害者にインストールさて、投資で運用益が上がっている様に見せかけ被害者を完全に信用させてしまいます。「元本を増やせば儲けも増える。早く結婚したい」という女性の話しに、女性との結婚を望んでいた被害者はお金を振込み続けました。しかし、ある日突然、女性と連絡が突然取れなくなり騙されてることに気づきました。
チケット詐欺

チケット詐欺の特徴は、正規ルートからの入手が困難なコンサートやスポーツなどのチケットを「推しに会いに行きたい」「この試合を何とか観戦したい」というファン心理につけ込んで、SNS上でのチケットの個人間売買を装って被害者を騙す手口です。
また、チケット詐欺では、代金をだまし取られるだけではなく、不当な高額転売の被害に遭うリスクや個人情報を抜き取られ悪用されるといったリスクも存在します。
過去に起きたチケット詐欺の事例を紹介します。ミュージシャンを目指し専門学校に通う息子のために母親がある海外アーチストのコンサートチケットを購入する際に発生しました。息子が以前からそのコンサートを「どうしても観に行きたい」といっていたので、母親はチケットを手に入れてやりたいと思っていました。
しかし、公式サイトではチケット購入は出来ず母親はがっかりしていたところ、SNS上で「そのコンサートのチケットを譲る」という書き込みを見つけました。急いで母親がメッセージを送ると、すぐに「まだチケットは手元にあり、お譲りできます」と返信がありました。
詐欺である事を懸念した母親は、送金する前に相手にチケットの画像と身分証の提示を求めました。相手からすぐに、チケットと免許証の画像が送られてきました。さらに「チケットが届かない不安があるので半額を前払いし、チケット到着後残りを支払いたい」と伝えたところ、相手が了承してくれたので信用してしまい代金の半額を電子マネーで送金しました。しかし、送金が済んだとたん相手と一切連絡が取れなくなってしまいました。
闇バイト

出典:警視庁HP
警察庁2024年発表の、闇バイトを始めた経緯に関する情報によると、闇バイトを始めるきっかけの第1位がSNSからの応募で、逮捕者のうち4割を占めています。闇バイトに加担した者のほぼ半数が20代である一方、86歳の男が「出し子」として逮捕されたケースもありました。
現在、Xで「闇バイト」を検索してみると警察庁が注意喚起するポストが多数表示されます。しかし「ホワイト案件」など、少しずらしたワードで検索すると「日当10万円、日払可」「動ける方募集、高額報酬」いかにも怪しい内容のポストが多数ヒットします。
闇バイトを募集するポストに応募してしまい、犯罪に加担させられていく事例を見ていきましょう。SNSをきっかけに闇バイトに応募すると、まずTelegramやSignalなどのアプリでやり取りするように指示されます。すでにご存じかも知れませんが、これらの通信アプリを使うことで指示役はチャット履歴などの証拠を残さずに、応募してきた者とやり取りすることができるようになります。
指示役は、応募者に対して「登録のため」と偽って個人情報の提出を求めてきます。個人の氏名・年齢・住所などが特定できる免許証やパスポートの画像を送らせます。中には、身分証と応募者の顔を並べて写メを撮らせて送らせたり、家族の個人情報や自宅を撮影した動画を撮らせて送らせるケースもあります。
個人情報を握った指示役は、ここで初めて仕事の詳しい内容を応募者に伝えます。多くはこの時点で仕事内容が違法だと判明します。応募者が仕事を辞退しようとしても指示役は「仲間が家に押し掛ける」「家族に危害をくわえる」「犯罪に加担した証拠をネットでさらす」などと脅し、犯罪に加担せざるをえない状況に追い込んでいきます。
そして、一度、受け子や出し子、送迎役などで犯罪に加担してしまうと指示役に脅され続けて逮捕されるまで犯罪を繰り返すことになります。
犯罪に巻き込まれない為に。
SNSを悪用した詐欺の手口は、年々巧妙化しています。SNSを媒体とし、犯罪者たちは大切な財産をあなたが気づかないうちにだまし取ろうと企んでいます。また、SNSを悪用した犯罪には、闇バイトの募集のように一般人を騙して犯罪に加担させる手口もあります。犯罪者は一般人を犯罪に巻き込んで彼らが逮捕されるまで「捨て駒」として使い続けるのです。
犯罪者たちは、被害者と一度も顔を合わせることはありません。しかし、犯罪者はSNSを駆使して被害者の心理に巧妙につけ込んで大切な財産をすべて奪い取ってしまいます。SNS詐欺の手口は常に変化し捜査の網をすり抜けていきます。被害に遭わない為には、常に情報をアップデートし、多くの犯罪の手口を知っておくことが大切です。


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